at Work

ジュエリーは夜作られる

"Jewelry is made at night."
ジェイ・ツジムラ アトリエ


ジェイ・ツジムラ スタジオのレイアウトが変わり、一ヶ月以上が経ちます。ジュエリー・ケースに阻まれて見えなかった、作家としての"横顔"が、へび道からも見えるようになりました。ジェイさんが新作に没頭し始めると、こんな風景が毎日のように朝方近くまで続きます。
現在は新作を作り終え、展示会や営業活動にシフトしている期間でしょうから、オーダー品の仕上げの時くらいでしょうかね。

アヴァンギャルドなアトリエでも、職人としての作業には近道もなく、ただコツコツと、地道に続けられていくのです。
ジェイツジムラ

花を召しませ 召しませ花を

 芸工展真っ最中に、かぶき者 ハリィさんと相棒のコウジさんと共に、自動車で谷中を飛び出しました。行く先は不明、気の向くまま。行き当たりばったり(笑)。
短い時間の中、都内 2〜3ヶ所でハリィ&コウジ両氏の写真を撮影しました。
新宿では、コウジさんの奇抜な服装にこんな人が近付いて話しかけてきたりしました
新宿


新宿でのエピソードです。

縫って

 人力俥 谷中音羽屋のガレージを拝借して、毎週末〔土・日〕に開業しています、鞄・革小物の店「sette[セッテ] <http://www.sette.jp/>」。
Sette


店番をしながら、今日もせっせと Setteの財布を縫っています。
財布


夕方までに縫い上げたのが、このふたつの財布です。最後に水洗いをし、風合いを出すそうです。


関連リンク: ruby>sette[セッテ] <http://www.sette.jp/>


■ ハンドメードのsette 鞄・財布などのお店(いわおの部屋
http://www.iwaoono.com/jinrikisya/newpage6.html


■ sette セミオーダーの手縫いのバッグ(Joy-Quest.com
http://www.joy-quest.com/hotshop020.html

グリさんのフェルト帽子

 セミオーダー帽子のショップ&アトリエ「C.A.G.[セー アー ジー] <http://www.gris-hat.com/>」。早くもオーダーを開始している 2008年秋〜冬コレクションの中から、ヒョウ柄フェルト帽子の製作作業を見学させていただきました。
C.A.G.


 現在、日本に専門の帽子木型を作る職人はほとんどいないそうです。ですから、クラシックな帽子を作る場合、古い帽子木型を持っている方(または業者)からレンタルしてもらい、帽子を作るそうです。今回、この木型も 2008秋〜冬コレクションの、この帽子のためだけに借りてきたものだそうです。帽子の木型は椋の木で出来ています。長期間の使用でサイズが変わってしまうので、直に湿気を吸わないようにないよう、ラップでくるんで使用します。
木型1 木型2


あらかじめヒョウ柄のフェルト生地は、ドーム状の形にまで整形されていました。見せていただく作業は、実際に帽子の形にしていく行程です。

刃研ぎ堂のハサミ研ぎ

 根津駅前赤札堂脇の道路脇に「刃研ぎ堂 <http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/>」が出店していました。
hatogido


キュウリではなく、わざわざ難しいトマトを使用して、包丁研ぎの試し切りをされていました。ある程度包丁が研がれると、写真のようにトマトの端は包丁を落としただけで、サクっと切れるようになります。
反してトマトの中央は、端に較べると難しく、包丁を引けば容易く切れることは間違いないのですが、包丁を落としていくだけでは、研ぐほどに切れにくくなるそうです。つまり、よく研がれることによって、(トマトに関して言えば)皮表面を刃が滑ってしまうのだそうです。
・・・つまり、「粗砥(あらと)〜中砥(なかと)〜仕上げ砥」のうちで。粗砥段階の方が、トマトが(包丁を引かずに)よく切れてしまう。・・・さて、ここから中砥(なかと)〜仕上げの加減で、キュウリからトマトまでサクサク切れるようにさせるのが難しい。刃研ぎ堂・菅野さんの腕にかかってきます。
トマト


仕上げの切れ味は、刃研ぎ堂に依頼されれば実際に確認していただけます。
根津・赤札堂横には、あと一日(天候によって明日か明後日に替わります)。その後、よみせ通りで開店します。詳しいスケジュールはホームページ(刃研ぎ堂 <http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/>)でご確認下さい。

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・・・と、包丁研ぎについては機会を見つけて、実際に刃研ぎ堂に尋ねて頂き、今回あまりに無知蒙昧な私が刃研ぎ堂・菅野さんに、教示頂いたのは「ハサミ研ぎ」でした。・・・

あめ細工 吉原さんの仕事

あめ細工吉原


「あめ細工 吉原[よしはら] <http://ame-yoshihara.com/>」の吉原さんは、飴細工師以前には数年間イタリア料理店で働いていました。イタリア料理の研鑽を積むべく、海外へひとり旅に出た事が大きな転機となりました。海外での様々な国籍の人びととのふれあいの中で、日本について考え直されることが度々あり、帰国後、日本文化に関わる仕事へ就こうと考え、あめ細工の道に進まれたそうです。
うさぎ1


関西(大阪)を拠点に活躍する、飴細工師 石割定治氏 <http://www.hct.zaq.ne.jp/cpcsq207/>に師事し、修行を積まれた後に独立し、関東を中心にイベントやワークショップなどの活動を続けて来ました。
うさぎ2


千駄木に移られたきっかけですが、古い街並みと下町の風情・人情が残っていること。そしてイベントで知り合った「指人形 笑吉」(谷中)露木さんに、谷根千へ誘われて、訪れたのだそうです。

雲の乗り心地

 夏の日(7/21)の日も暮れかかった頃、仕事帰りの人力俥「音羽屋」さんが、『車庫まで乗りませんか?』とのお言葉に甘えて、人力車に乗せていただきました。
場所は香隣舎(旧・蒲生邸)から築地塀(観音寺)へ。
音羽屋


築地塀の先、加納院を安立寺方面へ曲がります。音羽屋の車夫、圓岡さんのとっておきのガイドを聞きながら、三崎坂まで進みます。
加納院~安立寺


人力車から眺める谷中はいつもより、視界が広くて眺めが良く、力車を抜ける風がとても気持ちが良いです。そして何よりも増して驚いたのは心地よさでした。サスペンションが効いていることと車夫の技術なのでしょうけれど、雲の上に乗っているかのような(実際、雲に乗ったことはないので想像ですが)、宙に漂うかのような乗り心地でありました。
音羽屋


~アトリエ・アラン ウエスト~みかどパンのヒマラヤスギを抜け、あかぢ坂を下りますす。
かつて、名馬トウカイテイオーに、名手と呼ばれた岡部洋一騎手が初めて跨った際に、その素晴らしくサスペンションの効いた、柔らかな乗り味を『まるで雲の上を駆けているようだ・・・』と表現していましたが、今回人力車に乗せて頂き、なるほど雲の上を走るような乗り心地とはこのことか、と深く合点しました。・・・

埋蔵文化調査


追分寮 根津神社うらもん坂を上りきり本郷通りにぶつかると、通りを隔てやや右手に、東京大学追分[おいわけ]寮の跡地があります。この場所に新国際宿舎の建設が始まるにあたり、昨年末(2007/12~)から、埋蔵文化財調査(東京大学埋蔵文化財調査室)が行われています。追分寮の場所は江戸時代、本郷通りは「岩槻街道」とも「将軍御成道」とも呼ばれた通り沿いで、御先手組[御先手組]大縄地[おおなわち]があった場所だそうです。


調査についての経過は本郷通り沿いの塀に貼り出されています。
追分寮


2007/12/12と 2088/1/16に埋蔵文化財調査を見学させていただきました。両日に撮影した写真から埋蔵文化財調査の仕事の一部を(非常に大雑把にですが)紹介します。

AoZora mama

 曇り硝子の向こう側では開店準備中。ぼんやりと映る青空洋品店のあづさん。
あづさん

畳屋の手

 作業中の、畳職人。
畳屋


クマイ商店脇(谷中堂、隣)。屋外で職人が、畳の張り替えをしていました。
畳の貼り替え


クマイ商店は、かつては谷中の先駆けとも言えるギャラリー「アートフォーラム谷中」や、現在「K's Green Gallery」を運営、また「art Link 上野 - 谷中」の主催に携わる、「地域と文化・芸術」交流の発信地であります。しかし、本職は上野寛永寺一山の畳師より創業三百年を数える畳屋で、現在では内装・リフォームも請け負う工務店でもあります。
ですから、若い職人から老練な職人までの作業を、沿道から眺めることが出来ます(写真撮影を嫌がる職人もいますので、声をかけています)。


■ 株式会社クマイ商店
http://www.kumaishouten.com/

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