人の系譜

人生っちゃ、こういうものよ

「谷中菊まつり」、「圓朝まつり」を始め、谷中五重塔の再興運動や高層マンション建設計画の変更に関わり、雑誌『谷中 根津 千駄木』の創刊から、最近では「谷根千おしょくじ」など新しい世代の活動を応援し、谷中を盛り上げるために精力的に活動を続ける"信州生まれの江戸っ子"、「すし乃池」の店主・野池幸三さんの一代記が上梓されました。(2010.10.25)
人生っちゃ、こういうものよ
 
往来堂書店」レジ横に絶賛平積み中です。
 

空っぽ

「駒込大観音千成りほおずき市」が終わった7月 10日の夜。各自のブースとテント、装飾などをあらかた片付け終わり、出店者&協力者が円陣を組み、終了を告げるところ。
ほおずき市
 
・・・そして翌日。9時に光源寺に着けば、「水族館劇場」劇団員の皆さんが、鉄パイプで組んだテントを腕に解体中でした。
光源寺,駒込大観音
 
そして 10時からは近隣住民からお手伝いが駆けつけて、備品の片付けや清掃作業に入り、12時過ぎには「ほおずき市」の片付けは、ほぼ片付きました。
遅い昼食を経て、お手伝いの方々が帰り、最後まで残った水族館劇場の団員らも帰りました。
光源寺,駒込大観音
 
光源寺 駒込大観音の境内に広がる空間は「大観音児童遊園」という正式名称があります。子供たちの健全なあそび場と、災害時の避難場所としての"公共空間"です。
4/16に「水族館劇場」の建て込みが始まってから 7/9、10の「駒込大観音 千成りほおずき市」までの約三ヶ月間、この場所に建物が建ち、大勢の人たちが行き交いました。
これからはお盆に入り、檀家の方々が、法事やお墓参りに訪れます。
"空[から]"というのは、何にも無くて、何かを容れられます。ものであったり、ひとであったり。こうした"空き地"が、亜tらしい関係や出会いを生むきっかけを作ります。
 墓苑でも御堂でも増設できる場所を、門を取り払い、普段は「児童遊園」として提供し、劇場や地域のイベントに貸し出されます。「蓮華堂」もまた、地域の方々の、集まりの場として貸し出されたりもします。・・・酔狂ともとれる、このような光源寺の在り方について、『NOMAD 恋する虜』(水族館劇場)に出演された、高山宏さんがこんな風に仰っていました。『光源寺住職のやり方ってのは、江戸(時代)でいう"勧進興行"なのかもね。平成のランカイ屋(水族館劇場)に、平成の勧進興行。いい取り合わせだね...』
興業を打つことで、寺に人が行き来し、顔を見知ったり、情報を交換したり、助け合う、"きっかけ"の場づくり。この空っぽの場所に吹く風の中。まだ見つからない、答えがあるのかも知れません。
光源寺,駒込大観音
 

日々、まめまめしく。

雑誌『チルチンびと』(風土社)の人気連載が書籍化されました。
文京区千石の「アトリエ まめわぞ」を主宰される塩山 奈央[しおやま なお]さん。楽しく生きる名人が、縫いものや料理を通して、豊かに日々をすごすヒントやコツを写真と文で綴っています。
『日々、まめまめしく。』を取り扱っています、千石の「八百コーヒー」にて・・・。
塩山さんがよく注文されるという、ジンジャージュースと。
八百コーヒー
 
主宰される「アトリエ まめわぞ」のイベントでは、塩山奈央さんの料理が頂けますが、コーヒーはメニューにありません。それは近くに「八百コーヒー」が存在するから必要ないのです。「八百コーヒー」は、白山通り沿い。都営三田線「千石」駅 A1出口のすぐ右隣にあります。コーヒーもジュースも美味しい。ホットドッグとロールケーキが人気です。

Omiyage Concierge

yanaka-ginza中濱 潤子さんは、地域雑誌『谷中 根津 千駄木』で"おいしい店見つけた"のコーナーを担当していました。中濱さんは谷根千界隈にお住まいで、ファッション誌や情報誌で谷根千界隈のお店を取材されることもあります。
また「一箱古本市」実行委員会のスタッフでもあります。
 
■ Metropolis - Dining & Drinking | Junko Nakahama
<http://metropolis.co.jp/dining/table-talk/junko-nakahama/>


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Explore the old Tokyo neighborhood of Yanesen(Yanaka,Nezu and Sendagi)
Omiyage Concierge[おみやげ コンシェルジュ]」は、フリー・ライターの中濱 潤子[Junko Nakahama]さんが、海外旅行者に向けて"谷中 根津 千駄木"エリアの名所やお店を英語で案内するガイド・ツアーです。
料金は ¥500(2010年 4月現在)で、谷根千界隈を 2〜4時間の散策と案内をされています。
■ Omiyage Concierge
http://omiyage.yanesen.org/


Explore the old Tokyo neighborhood of Yanesen(Yanaka,Nezu and Sendagi)
 
The English language walking tour is hosted by writers of "Omiyage Concierge".
We will explore historical sites,visit traditional hand-crafts shops
and navigate through the narrow alleys of Tokyo's famous Yanesen
where is off of the typical tourists beat and is filled with fun shops and history.

 
Omiyage Concierge http://omiyage.yanesen.org/
 
なかなか足を踏み入れない谷根千をたくさん見せて頂きました。
海外旅行者の谷根千散策に英語のの案内が必要ならば、ぜひ、お申し込み下さい。
玉林寺
 

 

知の轍

加藤さん 最近では映画『Deep in the Valley 谷中暮色』(監督: 舩橋 淳)にも出演されています、郷土史家の加藤 勝丕[かとう かつひろ]さんです。
加藤さんは足を悪くされてから車椅子で生活されていますが、現在でも精力的に谷中の街を往来する姿を見かけます。ある時はお祭りの雑踏の中、ある時は夕刻遅いイベントなどでもお見かけします。『わたしたちの谷中』(台東区立谷中小学校百周年記念)では、加藤さんの街ゆく姿を、親しみを込めて"谷中パトロール"と名付けて呼ばれているそうです。
レジ袋には沢山の資料を詰めて、軍手をはめると、ひと息つきます。そして意を決するかのように、力強く車椅子を押し始めます。

加藤勝丕さんは時々、「手が震える」「耳が聞こえない」とボヤくのですが、ちっとも暗い様子ではなく「困っちゃったなあ」と言う感じです。それよりも関心事は、いつも谷中の郷土史や五重塔再建のことで、太いしわがれ声で熱弁をふるいます。常に過去に向かい、新たな発見を探し続けています。
自らの障害、ましてや姿格好などお構いなく、知への道を突き進みます。
その後ろ姿に、生きる姿勢を見せられている気がします。
へび道
 
無数の知の轍で、現在も踏み固められる"歴史の道"こそが、谷中の大いなる財産です。
 

三崎坂の顔役

 乃池寿司のご主人・野池 幸三さんさんです。「菊まつり」、「圓朝まつり」の発起人であり、乃池さん抜きに現在の「谷中まつり」は考えられません。「谷中まつり」委員長の法被を着ていますが、「谷中」がなんでかテカっています。実は十周年を迎える「谷中まつり」ですが、十一年前までは根津や千駄木と合同で「文京・台東下町まつり」を開催していました。ですから『谷中』の下には、きっと『文京・台東』と縫われているんですね。
乃池さん
 

大人げないっ! ブル〜ス

旧吉田屋酒店の裏道「さくらぎ茶屋」の横で、大柄なブルースマンが渋〜いブルースギターを響かせています。
ブルース


誰あろう、私のお気に入りブログのひとつ、「大人げないっ!」の、"なぐ"さんなのでした・・・。スゲぇ存在感。人も音も迫力ありました。
なぐ

写真が上手くて、音楽も弾けて・・・って、最高にかっこいい「大人!」じゃないッスか!

石井はきもの店の看板

石井履きもの店 言問通り沿い、善光寺坂下に「石井履物店」があります。昔から看板がなく、昨年頃から明かりも消え、店を閉じられたのか、と思っていました。ここ最近、紙に書かれた、“かわいい看板”が貼られ、目を惹かれました。藝大の近所と言うこともあり、はじめ芸大生の知り合いに頼まれたのかとも思いましたが、近付いてよく見ると、下書きの跡などが見えて拙いけれど丁寧に描かれ、とても優しく暖かな印象を覚えました。そこで、絵を描かれた人物がどうしても知りたくなって、ご店主にお話を聞かせていただきました。


石井履物店

フィギアショップ?

「SCAI THE BATHHOUSE」の斜め向かいに五体バラバラのスーパーマンが置かれていました。ディレクターズチェアに座るご主人に恐る恐る話を伺うと、自宅を改造し、フィギアショップ兼映画制作関連の集まる場所を作られている最中だとか。
岩城光房


 外された「岩城石材店」の看板の通り、ご主人の岩城さんは本来は石工だそうです。地蔵や墓石を彫る技術を携えながら、趣味であったフィギア&映画美術制作を通じて仲間を集め、モノ作りの拠点とすべく、「岩城光房」を立ち上げるところなのだそうです。
 煩雑さが面白くて、まだ形になっていない店内を、無理に頼んで撮影させていただきました。私には価値がわかりませんでしたが、世界や日本にふたつと無いものや、岩城さんが入念にカスタマイズされた作品が置かれていました。奥には撮影用カメラ、資料用のレーザーディスクや専門書など、その世界では延髄(であると思われる)の作品が置かれていました。
フィギア


 私には稀少なフィギアよりも、”べらんめぇ”調で話される、岩城さんご本人の強烈な個性が大変印象に残りました。

光画館と両山堂印刷所

両山堂・看板


 両山堂印刷所。不忍通り側の建物です。
両山堂印刷所


 こちらも工場同様、大谷石で出来ていますが、正面に回ると、ちょっとしたお城風ですね。二階ベランダの造りからして、お屋敷か社宅のようですが、こちらも以前は工場だったそうで、現在は倉庫として使われているそうです。
正面玄関


 築 60年以上になるらしい、この印刷所は、なぜ大谷石で造られたのでしょうか・・・?

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