演劇芝居

KADOH LIVE 『鏡の中の娼婦』

hatori tomohiro
HIGURE17-15cas」にて、『カリスマ』〜羽鳥智裕・おわらないいけばな展〜が開催されています。(2011.1.8〜30)
 展覧会初日に、HALLEYこと、羽鳥 智宏[Hatori Tomohiro]さんのアート・パフォーマンス『鏡の中の娼婦』が行われました。
活け花を見せるパフォーマンスでもなく、身体表現をテーマとする舞踏でもなく、花と人との対峙するところから産まれた"KADOH"と名付けられたアートパフォーマンスです。
HARRYさんの咆哮はトム・ウェイツ[Tom Waits]の歌にも聞こえ、佐藤公哉(vocal、Violin)さんのしめやかな伴奏と絡み合い、深い森の幽玄な世界を織りなします。ヤン・ソーデック[Jan SAUDEK]の写真が動き出したかのような、耽美な時間でもありました。

鏡の中の娼婦 羽鳥智裕[Tomohiro Hatori] KADOH LIVE
<http://tomohirohatori.blogspot.com/2011/01/blog-post_07.html>
Performer: 羽鳥智裕[Tomohiro Hatori]<http://tomohirohatori.blogspot.com/>
Voice,Violin: 佐藤 公哉 from 表現[hyogen]<http://sound.jp/hyogen/>
Photo: Kowa Ikeuchi <http://gallery.me.com/kowanofsky>
開催: 2010年 1/8(土)
時間: 18:30 - 19:00
場所: HIGURE17-15cas comtemporary art studio <http://higure1715cas.bufsiz.jp/>
住所: 荒川区西日暮里 3-17-15
 
tomohiro hatori
 

野外テント芝居「水族館劇場」の看板役者である千代次さんを座長に、街へ出て芝居をするために組まれた路上芝居集団が「さすらい姉妹」です。約 20年前から"越年・越冬闘争"と呼ばれる年末年始の野宿者への支援現場で芝居を続けています。
 ここ数年は娯楽色が強い『丹下左膳』や『鞍馬天狗』,『放浪記』といった人情劇が多いのですが、今回は水族館劇場の作・演出を務める桃山 邑さんが書き下ろした『風の吹く街』が上演されました。
『風の吹く街』は、過去の水族館劇場本公演『パラダイスロスト 懐かしい夢』(2001)、『Noir 永遠の夜の彼方に』(2008)などに通じる、"ひとは何所から来て何所へ行くのか?"、"他人と自分との絆"がテーマになっています。戦地から引き揚げ、まだ混乱が続く焼け跡の街で、自らが生きるために、人を裏切りったり憎んだりしながらも、最後に自らを救うものは、他者へさしむける愛ではないのか?・・・という命題が、物語から浮かび上がります。
数百年前の飢饉から敗戦直後の闇市、飽食といわれた現在まで、いつの時代も変わることなく路上で暮らし続ける敗者と差別者、落伍者たち。芝居の世界から観客に隔てのなく路上に生きつづけ人びとが『風の吹く街』には描かれていました。
 
関連リンク: 山本 紗由さんのブログ
■ 明けましておめでとうございます。(裏庭コラァル
<http://ura-chorale.jugem.jp/?eid=127>
風の吹く街 

KADOH LIVE 『マグマ』

羽鳥智宏 HARRY[ハリィ]こと、羽鳥 智宏[Tomohiro Hatori]さんの華道パフォーマンス『マグマ』が、「HIGURE17-15cas
comtemporary art studio
」にて開催されました。(2010.12.11)
 写真家・池内 功和[Ikeuchi Kowa]さんの協力のもと、数々のライブ・パフォーマンスやフォト・セッションを経て、舞踏家・大野 一雄さんの『last dance』にも関われた、華道アーティスト・羽鳥 智宏さん。
 今夏、ドイツ(ベルリン)で開催された『東京+ベルリン コミュニケーション 展』(2010.8.7〜29)から帰国後、初めての華道ライブでした。

マグマ 羽鳥智裕[Tomohiro Hatori] KADOH LIVE
Performer: 羽鳥智裕[Tomohiro Hatori]<http://hatoritomohiro.blogspot.com/>
Bouzouki: YOYA <http://www.yoya.xii.jp/>
Photo: Kowa Ikeuchi <http://gallery.me.com/kowanofsky>
開催: 2010年 12月 11日
時間: 18:30 - 19:00
場所: HIGURE17-15cas comtemporary art studio <http://higure1715cas.bufsiz.jp/>
住所: 荒川区西日暮里 3-17-15
Higure
 
 

第 26回 圓朝寄席

圓朝まつり 谷中の夏の風物詩、「圓朝まつり」も野池幸三(圓朝まつり実行委員会)さんが企画されて、今年で第 26回を迎えました。(1985年から開始ですが 26回目なのです)「圓朝まつり」は、8月の一ヶ月間展示される、三遊亭圓朝の幽霊画の展示と、一夜限りの『圓朝寄席』の二つの企画があります。
『圓朝寄席』は、前座・二つ目・色ものに加えて、三遊亭鳳楽、円橘、好楽の三人の落語家が噺を披露します。三名の噺家が毎年持ち回りでトリを務めますが、そのうち誰かひとりは圓朝作の怪談を一席はなします。
(また恒例のお楽しみ抽選会は確率が高く、毎年 40名近い人がなにかしら当選します。)

全生庵の本堂は、気持ちのいい風が吹き、暮れゆく美しい夕景の中で行われました。境内の蝉時雨をBGMに、囃子がなり、よく通る声で、落語家が噺が始めると、本堂は笑い声に包まれました。
圓朝寄席
 
■ 圓朝寄席
開催: 2010年 8/21(土)
開演: 18:00〜
出演: 三遊亭鳳楽/三遊亭円橘/三遊亭好楽/青空たのし
会場: 全生庵 <http://www.theway.jp/zen/>
住所: 台東区谷中 5-4-7
--
主催: 下谷観光連盟/圓朝まつり実行委員会
協賛: 谷中地区町会連合会/台東区商店街連合会
後援: 台東区
 

ポかリン記憶舎 ポかリン記憶舎 cafe公演のお知らせです。
根津の「Gallery 藍染」を舞台に、5月末より一週間、cafe公演『humming 4』が上演されます。(2010.5.27~6.2)
結成 13年目を迎えた「ポかリン記憶舎」(1997~)が、2007年より開始されました cafe公演『humming』。第 4回目の会場は、築 80年(1930~)になる根津のカフェ&ギャラリー「Gallery 藍染」です。
Gallery 藍染」を、物語にそのまま生かしながら描かれた話。客席と舞台の垣根がない、同じ空気を共有しながら進行する物語は臨場感に溢れ、観客もエキストラの一人であるかのような一体感が味わえます。

ギャラリーのエントランス、窓辺の縁側、客席と同じ主室と隣室を舞台に物語は展開します。
humming4
 
ポかリン記憶舎和カフェでまどろむ至福のひととき - ハミングシリーズ第4弾 -
■ humming 4 ポかリン記憶舎 cafe公演
<http://www.pocarine.org/mt/archives/2010/04/5cafe.html>
 
公演日: 2010年 5/27(木)~6/2(水) 全 8公演
* 6/2 昼公演(マチネ)有り
開演時間: 19:30~(上演時間: 約 60分) * 6/2 昼の回: 15:30~
開場時間: 開演 20分前
 
前売り料金: 一般:¥ 2,500 / 学割・和服割引・平日マチネ割引:¥ 2,000
当日料金: ¥ 2,800(若干有り。お問い合わせ下さい)
ご予約・お問い合わせ・詳細:
<http://www.pocarine.org/mt/archives/2010/04/5cafe.html>
主催: ポかリン記憶舎 <http://www.pocarine.org/> / フラボン
場所: ギャラリー藍染 <http://blog.goo.ne.jp/aisome1504>


住所: 台東区池之端 4-14-2
東京メトロ 千代田線「根津」駅 2番出口下車 徒歩 2分


ポかリン記憶舎
ここにいることしかできない姉と
  ここにはいられない弟の
    このままではいられなくなる夜

 
根津の日本家屋、GALLERY藍染を舞台に姉弟の物語が展開します。
懐かしいのに新しい、ハミングのようにやわらかな手触りを、至近距離でお楽しみ下さい。

 

さすらい姉妹
水族館劇場」の看板役者、千代次さんが座長をつとめ、水族館劇場の役者達が最低限の芝居道具を携えて、街の小劇場や公民館の娯楽室、寄せ場やでの辻芝居興行を打つ芝居ユニットです。
「水族館劇場」が、見世物小屋、あるいは歌舞伎にも通じる、大仕掛けが魅力の一部を担うテント芝居であるのに対して、「さすらい姉妹」は、演技と脚本だけで芝居を見せる、役者が主役の芝居です。常に状況が変わる「路上」という決して恵まれた環境とは言えない環境での、台詞回しや演技。表情が間近に見える観せる芝居は、大仕掛けで見せる本公演とは違う魅力があります。
「さすらい姉妹」が掛ける芝居は、時に喜劇だったり、人情劇だったり、時代劇だったりします。
"貧困の中で流浪する人々"をテーマにした、時に可笑しく、時にせつない物語です。
 
谷間の百合
「水族館劇場」の芝居は再演が無く、常に新作興行です。「さすらい姉妹」も基本は新作興行ですが、評判を呼び、何度か再演されている"代表作"の芝居があります。役者や会場によって、脚本は書き直されますが、『無知の涙』と『谷間の百合』です。
『谷間の百合』は、昭和に実在したストリッパー・一条さゆり(本名: 池田和子)をモデルにし、千代次さんと鏡野有栖さんのために書かれた作品で、一条さゆり役を二人一役で演じます。(一条さゆり - Wikipedia
さすらい姉妹『谷間の百合』は、過去に何回か上演しています。
2004年の寄せ場興行の演し物として、釜ヶ崎センター・横(大阪市西成区)ほかで上演されました。
2005年には浅草木馬亭で上演されました。
2009年演劇博物館前(早稲田大学構内)で上演されました。
 
釜ヶ崎
10031800.jpg晩年の一条さゆりが暮らした釜ヶ崎公演では終演後、生前の一条さゆりと交流のあった人たちが感極まって差し出された"さゆり様へ"贈られたご祝儀袋が千代次さんの大切な宝物として手元に残されています。(演劇博物館『やぶれ船で流浪する水夫たち -- 水族館劇場 20年の航跡 --』に展示されました。)
 
さゆり様宛て ご祝儀袋
ご祝儀の""が""と書かれているのが興味深いです。

「古書ほうろう」での『谷間の百合』通し稽古を後方から・・・、文字通り"古書の森"深くから垣間見ていました。
古書に隠れて姿がハッキリ確認できなくても、千代次さん演じる台詞の一言一言が、こちらの胸元へ打ち込まれます。"和子 - あれからの一条さゆり"の嘆きは、鏡野有栖さん演じる"さゆり - これからの池田和子"の無垢なセリフによって、一層際立ちます。
目を瞑り、声だけを聞いていても、目頭が熱くなってきます。
古書ほうろう
 
これはストリッパー・一条さゆりの、物語の"台詞"なのだろうか。役者・千代次と、踊り子・有栖の、"言葉"なのではないのか・・・。二人一役に見せかけた一人独白のような錯覚に陥ります。
 
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当日券として、立ち見席が用意されました。たとえ生声だけでも必聴の芝居だと思います。
光源寺とともに、力強く水族館劇場を応援し続けてきた「古書ほうろう」での公演なので、劇団の意気込みも並々ならぬものです。
きっと『古書ほうろうで聴いた、谷間の百合は凄かったねえ・・・』と、これから幾度となく語り継がれていきそうな芝居になりそうです。
 
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* 水族館劇場を撮り続けるメイン・カメラマン KUMAさんと違う角度から、今年は masaさんが記録撮影に加わります。
■ 関連リンク: Kai-Wai 散策 <http://kai-wai.jp/>より
水族館劇場 2010 (1)
http://kai-wai.jp/2010/03/-2010-1.html
水族館劇場 2010 (2)
http://kai-wai.jp/2010/03/-2010-2.html
 
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高山宏 meets 水族館劇場『古書の森の劇場』
 
開催: 2010年 3月 20日(土)
開場: 16:30〜
    17:00 さすらい姉妹「谷間の百合」上演
    18:00 高山宏 講演会
料金: 1,500円(予約制、定員50名
予約: 追加席予約受付のお知らせ!
    3月12日(金)正午より、電話、またはメールにて承ります。

    定員に達したため、予約の受付は終了いたしました。
当日:  当日券、販売いたします。
     昨日のゲネプロの結果、当日券の販売が決まりました。
     ただし、立ち見で、ステージも見づらいことをご了承ください。
     基本的には来てくださった方全員にご入場いただくつもりですが、
     危険を伴うと判断した場合、お断りすることもあります。
                          (3月18日 追記)

会場: 古書ほうろう <http://www.yanesen.net/horo/>
<http://www.yanesen.net/horo/info/detail.php?id=30>
住所: 文京区千駄木 3-25-5

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