橋の下

およそ二、三年ほど前、土砂降りの寒い雨の日に、橋の下でその男は子猫を抱いていました。
それから時々、橋の下を覗きます。その猫はいつも男の傍に寄り添っています。
家族とは、血の繋がりではなく、情とか愛かも知れません。
(・・・情とか愛が、何であるかはしらないけれど。)
橋の下
 
その橋から、静かに響く川の音は聞こえません。
その橋から、聞こえてくるのは電車が通り過ぎ往く音です。
橋の下
 


川なんか見たことないのに 渡ってるよと橋をゆく
橋なんか用がないから 今日もここで2人きり
 
〜『橋の下』(詞: どんと)より〜

 

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コメント(4)

子猫は立派に育ったのですね。
きっと食事も主人と分け合って、大切にされているのでしょう。
しっかりとした体躯が健康そうです。
雪の中、一人と一匹は無事に寒さを凌げたでしょうか。
何処の橋の下なのか、会いに行ってみたいなと思いました。
愛されている猫にも、猫を愛する主人にも。

ryoko*さん、こんにちは。
他人と距離を置くほどに人の気持ちは、犬や猫にとても助けられているのかもしれませんね。

この猫が怪我をしたことがあって
それがきっかけでこの人と話した事が数回あります
話好きで話し出すと長いのでいつも切り上げ時を逃してしまいます
とても好い人なんですけど…

てつさん、こんにちは。
切り上げ時を逃してしまうのは、てつさんが猫だけでなく人にも優しいからでしょうね。
物言わぬ猫を撮っていても、切り上げ時を逃してしまうてつさんを想像しました…。

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このページは、管理者ウが2010年2月 2日 11:47に書いたブログ記事です。

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