2007年4月アーカイブ

青空洋品店のブックカバー

 本日、開催された一箱古本市不忍ブックストリート)は、好天に恵まれどこも盛況でしたが、私の目当ては「青空洋品店」のブックカバー。
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 3種類のうちのひとつを購入しました。あらかじめ、あづさんがお気に入りの文庫本に装丁されてあり、「中身の本は開けてからのお楽しみ。」という、"おまけ"付き。私の購入したブックカバーの中身は...それは、ヒ・ミ・ツ・!

丹下健三風格子窓

「温故知新。」と呟いて、古い木造家屋とモダニズム建築との共通性を強引に結びつけてみたりしながら散策する日曜日。
木造住宅


格子窓

陰に日向に

 高い日陰に、低い日向に、横たわる。
猫3匹

苦手な相手

 根津教会裏です。いつも違う猫が 1匹でいます。交代制でしょうか。...
路地猫


 こちらに気付くなり駆けて来て、しばらくすり寄っていたのですが、今度はそれを見つけた子供が目を輝かせて駆けて来ました。その途端、逃げる猫と追い続ける子供。

日曜のツツジ

 つつじで賑わう根津神社。今が見頃です。最終日までこの割合で早咲きは枯れ、遅咲きが開く、といった感じだと思います。
つつじまつり

ラジオ体操講

 ツツジが見頃の根津神社境内、朝のラジオ体操風景。つつじまつりや例大祭の時にはいつもより大きな規模で行われています。
ラジオ体操


 体操にも増して、皆さんこの後の懇親が楽しみのようでした。

ラジオ体操


 朝早くつつじまつりに来たものの、ちょうどラジオ体操にぶつかり、境内に入れずにいたカップルは、やむをえず一緒にラジオ体操を(小さく)踊るのでした。・・・

不忍トワイライト

 仕事帰り、帰宅ラッシュの山手線を秋葉原で下車し、千駄木までブラブラと歩いて帰る道すがら。ちょうど不忍通りにさしかかったところが逢魔が刻。上野動物園からは野鳥の声が聞こえてきます。

不忍公園夕景


 すれ違う人達の多くが浮き足立っているように感じたのは、給料日後のウィークエンドだけでなく、明日からゴールデンウィークのせいですかね?


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 日曜日、不忍通り(根津〜千駄木、谷中)では一箱古本市の開催です。晴れるといいですねえ。

根津遊廓が、あった頃

「文京つつじまつり」で賑わう、不忍通りから新坂(S坂)への門前通りです。
門前通り


 かつて栄えた遊廓の賑わいを、貧しい想像力で思い描いてみるのですが・・・
門前通り


 現在の門前通りではなく、おそらく現在の不忍通りとほぼ並行に走る(つまり斜めに道路に面している根津神社の鳥居からまっすぐと根津駅付近へ延びるような、)と、通りがあったのでしょうか...。この界隈には江戸と明治の一時期、遊廓が建ち並び、大層賑わったそうです。
杉本染物舗」の横に次のような解説板が設置されています。


根津遊廓の跡地

 根津八重垣町(昔は門前町と言った)から根津神社まで遊廓があった。そして昔根津は不寝と書かれていたようだ。小石川本郷と谷中の中間の谷間で、天保十有余年この根津に娼妓[しょうぎ]がいたことを記している。更に当時の江戸市中の風紀から見て一大改革が持たれ、俗に言う水野越前守の禁粛政治で根津遊廓も禁止した。明治維新となるやこの根津の遊廓復帰は声高く叫ばれ公然と開業された。ところが東大、一高が本郷向丘に開設されるに及び、再びこの根津遊廓廃止論は大きく起こった。そして遂に明治 20年(1887)12月限りで廃止。その殆どは洲崎に移り、また一部は吉原に移った。明治 15年(1882)当局の調査によると吉原(娼妓 1,019人)、根津(娼妓 688人)、品川(娼妓 588人)と記され、その盛況ぶりが偲ばれる。

 昭和 62年 4月
 文京歴史研究会  荒川忠親  浪越徳治郎
          小林光二  田中行成
          松浦信夫  石坂岩雄
          田代喜一郎 森田一郎
          高田栄一  菊見岩雄
       (株)柏崎土建  中尾泰一
          里見博康  北山茂
          小平千里  杉本順子


 地域雑誌『谷中 根津 千駄木』とともに、この地域の歴史を語る上で欠かせない貴重な史料『ふるさと千駄木』(著:野口福治)には、明治の根津遊廓の風景がもう少し詳細に書かれていました。

 明治 3年(1870)3月には藍染川の支流、弥生坂下の流れに、立派な手すり付きの橋を新調し、あいぞめ橋と名付け、遊廓の表門とした。
 なお、八重垣通りの中央に桜の木を植え、その樹間に雪洞[ぼんぼり]を立て、灯りを入れて、新吉原にならった。その規模と繁栄は急速に拡大し、明治 10年(1872)には八幡楼をはじめ、貸座敷の数 90軒、娼妓 574人、内外の芸者 33人、他に引手茶屋 22軒、飲食店 17軒となった。


 このつつじまつりの風景より多くの店と客で夜中賑わっていたようです。この根津遊廓があった頃を偲ばせる(見られる方の想像力頼みですが...)遺構が、路地裏に辛うじて残っていました。

 毎年、新たに巣立つツバメの姿を楽しみにしていた不忍通り沿いの某マンションの駐車場ですが、以前は終日開かれていたシャッターが今年は 4月から閉じたままです。(時々開いているのですが、以前のように"開けっ放し"ではないようです。防犯上のこともあるのかもしれなせん。)
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 改修工事かテナントの事情なのかはわかりません。巣の下が糞で汚れる苦情も住人の方から伺ったこともあります(「仕方がないよねぇ。」と仰っていました。)
 鳥もまた、年月と環境の変化の中で新しい住み処を見つけなければならないのでしょう。


【追記: 5/21】
ツバメの飛来時期を勘違いして申し訳ありません!!
5月に入り飛来、例年通りシャッターは開け放され、巣作りを始めています。

吉良ゆりな展

 藍染大通りにあります、滅多に展覧会をされない(苦笑)ギャラリー LIBLE(リブレ)ですが、現在(2007/3/31 - 4/29)、吉良ゆりなさんの個展『L'exhibition』が開かれています。
 吉良ゆりなさんは、木を素材とした立体作品を多く手がけています。長くイタリアで活動後、2004年に帰国し、現在は千駄木で制作活動をしています。
 今回の展示作品は、とても地元に密着していることと、作品自体が素敵でしたので紹介させて頂きます。今回発表された作品は、デッサンから起こされた型を、谷中「いろはに木工所」の山下純子さんに素材の切り出しをお願いし、その素材を組み立て、ペイントされたそうです。根津神社に発想を得られた"赤"が印象的な、素敵なオブジェを多数発表されていました。すべて壁に飾られた小品です。
ギャラリー LIBLE

 そして吉良ゆりなさんは、谷中「金継ぎnico」さんのお姉様なのだそうです。


 もし、つつじまつり、或いは谷根千散策に来られたら、芋甚のアイスを食べるついでに、LIBLE(リブレ)にも、ぜひ立ち寄ってみてください。(アイスは持ち込まないよーに、食べ終えてからですね。)

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